#Lost World - "suisai"

title : 「水彩」
artist: #ロストワールド
lyrics: こころ
music : こころ
kanji : peffy (from booklet scan)
romaji: peffy


''hiyan.'' to hikan tarenagasu aka ni kasanaru
"ikan!" to ikan sukitooru ao de mazariau

shuhan no shukan makikomare shiro wa kegareru
mikan no gekan kongetsu matsu ni wa makkuro

yugamu, sono unou ni kakusareta heya no naka, hibiita

hibiwarete zugaikotsu e, watashi otegami okurimasu
mada, samenu yume o miteru, futari dake no heya de

"wasurenaide!"
"wasurenai yo!"
getsuyou kuji no SHINDERERA
ENDINGU o matagi kitto, mata me o samasu

"nee! watashi dake no kimi deshou!"
"nee! watashi dake no watashi!"
"nee! hitotsu yakusoku o shite yo!"
"nee! motto koko ni ite!"

yugandeitta, nijindeitta,
nou de sakendatte, todokanai n'da
higandeitta, netandeitta you na,
kotoba de, kimi wa sukueru?

''shire~'' tto hinan afureru midori ni kurakura
"ikan!" to iwanai hitsuyou na aka o nagashita

yugamu, sono sanou ni kakusareta heya no naka, hibiita

dareka shiranu dare demo ii, aka o motte imasen ka?
watashi no sono iro wa, mou kimi no iro to mazaranai

hibiwareta zugaikotsu e otegami wa todokimashita ka?
mada, samenu koi o shiteiru, hitorikiri no heya de

"wasurenaide!"
"wasurenai wa!"
juuni o mawaru byoushin ni
tobikondara, kawaranu hibi mata yatte kuru

"nee! watashi dake no kimi deshou?"
"nee! watashi dake no watashi?"
"nee! hitotsu shitsumon o suru yo?"
"nee! watashi suki desu ka?"


NOTES:
The kanji looks like they expanded the actual lyrics into sentences, so it doesn't exactly match the romaji.

KANJI:


〇月〇日、碧ノ部屋。

『ひやん。』とした悲観が、垂れ流されている赤に見事に重なっていて、
「いかん！」と遺憾に思うが、空に翳した透き通る青で混ざり合っていた。

主犯格の主観は恐ろしいもので、巻き込まれた白は無知なまま汚れてしまう。
未完成の下巻は誰の手に触れる事もなく、今月の末には真っ黒に塗りつぶされる。

音を立て歪む、その右脳に隠された味噌の中、私の愛だけが響いた。

拝啓　ひび割れてしまった君の頭蓋骨へ、私は最初の恋文を送ります。
まだ、覚めない夢を見ているのは、ふたりだけの部屋を奪われたくないからです。敬具

私「忘れないで！」
君「忘れないよ！」
月曜日PM21:45～の主演女優を妬む。
あなたの世界は、エンディングを跨いでからでもきっと、また目を覚ますのでしょうね。

「ねえ！私だけの君でしょう！」
「ねえ！私は、私だけのもの！」
「ねえ！ひとつ約束をしてよ！」
「ねえ！もっとここにいてよ！」

歪んでいった、滲んでいった、
私の脳味噌でいくら叫んだって、届く訳がないんですよね。（笑）
僻んで言った、妬んで言った様な、
薄っぺらい言葉で、万が一にも君は救えますか？

『しれ～』っと自分だけ避難してみたが、君は溢れる緑にくらくらしていて、
「いかん！」と言わないので、必要以上に赤を流していたのも紛れもないか事実だ。

音を立て歪む、その左脳に隠された味噌の中、私の愛だけが響いた。

誰かも知りませんし、誰でもいいですが、綺麗な赤をひとつ持ってはいませんか？
私の中のその色は、もう君の色とは混ざらないことくらい、とうの昔から知っていた。

拝啓　ひび割れてしまった君の頭蓋骨へ、私の恋文は届きましたか？
まだ、冷めない恋をしているのは、ひとりきりの部屋を受け入れたくないからです。敬具

私「忘れないで！」
私「忘れないわ！」
月曜日AM0:00を回る秒針を見つめる。
あの先端に飛び込んだら、変わらずに、君に会える日々がまたやって来るのでしょうか。

「ねえ！私だけの君でしょう？」
「ねえ！私は、私だけのもの？」
「ねえ！ひとつ質問をするよ？」
「ねえ！私のこと好きですか？」

「」

※君の中の私が致死量に達した。